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移行形式と互換性

カード、プリセット、Lore、履歴の対応範囲と、保持されても動かない項目を確認する。

このガイドの要点

  • Character Card、SillyTavern、BYAF、Risuの共通拡張、Character.AIの手動設定に形式別の対応があります。
  • 取り込める項目、生成に使える項目、保持のみの項目を分けて確認します。
  • スクリプトや元アプリ固有の全機能は実行しません。書き出し前にも変換・欠落の説明を確認します。
このページの内容
  1. このガイドの要点
  2. 取り込みと実行の対応表
  3. 文体やLoreが変わったら
  4. 書き出し先を選ぶ
  5. 移行前に知っておく制限

取り込みと実行の対応表#

「読み込める」「保持する」「生成に使う」は別の意味です。まず次の表で、移したい設定がどこまで使えるか確認してください。対応は公開スナップショットの範囲であり、外部アプリの全バージョンで同じ動作になる保証ではありません。

形式使える内容保持のみ/対象外
Character Card V1/V2/V3JSON、PNG/APNG内カード、CHARX。人物設定、挨拶、例文、system/履歴後指示、Lore、画像未知フィールド・拡張は保持。作者コメントは生成に不使用。画像アニメーションの再生は保証しない
SillyTavern生成プリセット、System Prompt、Story String、順序付きPrompt Manager、World InfoText Completion/Instructのモデル専用整形、動的な深さ挿入、複雑なHandlebars、未対応マクロは実行しない
Backyard AI BYAF v1シナリオ別のキャラ設定、画像、例文、初回メッセージ、サンプラー、選択した履歴grammar/promptTemplateは実行しない。返答候補は最新activeTimestampを採用し、他候補は原本に保持
RisuAI共通カードの拡張、共通Lore、画像・表情・背景参照、静的文字列変数スクリプト、動的変数操作、独自HTMLは実行しない。アプリ全体のバックアップは対象外
Character.AI名前、説明、Greeting、Definitionの手動テキスト/JSON、所定Lore形式アカウント自動取得、非公開情報抽出、全履歴専用Importerは対象外

文体やLoreが変わったら#

移行キャラへ既存の獣人世界観やZeta文体を自動追加しません。ただしRuntimeのreply/state_update契約は常に付くため、元アプリの推論テンプレートをそのまま再現するものではありません。標準マクロ、{{char}}、{{user}}、静的な{{getvar::name}}には対応し、未対応マクロは勝手に展開しません。

Loreはキーワード、常時有効、補助キーワード、順序、前後位置、走査深度、推定予算、再帰検索に対応します。未指定の走査範囲は直近2メッセージ、予算はLorebookごとに推定1,024トークン。正規表現・確率・時間条件などの未対応条件は理由付きで無効化します。有効チェックを戻すだけでは実行されません。

  1. プレビューの変換理由を読む。
  2. Researcher DebugでLore採用理由と要求・適用・未対応設定を確認する。
  3. 動的機能に依存する部分を、必要に応じて静的な文章へ編集する。

サンプラーも実際のProviderが対応する値だけを送ります。保持された値がすべて効くわけではありません。

書き出し先を選ぶ#

  • CCv2 JSON/PNG:基本カードとLore、未知拡張。V3固有要素や追加画像の制約は事前表示します。
  • CCv3 JSON/PNG:画像資産も含めますが、受け取り側の対応差は残ります。
  • CCv3 CHARX:card.jsonと埋め込み画像をZIPへまとめます。
  • Kyaluluバックアップ:編集結果、設定、選択済み履歴、画像の復元用です。
  • 原本:アップロードしたバイト列そのもの。未選択履歴や未対応の非画像要素もここに残ります。

ST/BYAFの編集後データを元の専用形式へ戻す機能は含みません。PNG以外のアイコンしかない場合、PNG出力には仮画像を使うため、画像を保つにはCHARX・バックアップ・原本を選びます。

移行前に知っておく制限#

選択した履歴は新しいセッションへ本文・順序・日時・由来を移します。過去のStateや記憶、成功した生成記録を後から作ることはありません。ファイル取り込みは32 MiB、アーカイブ展開後は128 MiB・512ファイルが上限です。Remote経由ではmultipart全体16 MiBというさらに小さい制限があります。

まず原本を残して小さなカードで確認し、書き出し前の欠落表示を読んでください。具体的な操作は取り込みガイド、スマホ利用はモバイルガイド、暗号化中継の制限はRemoteガイドへ進めます。

この記事の出典

公開GitHubの資料をもとに編集。リンクは確認時のコミットに固定しています。

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