キャラクターと話す
人物像と世界観を組み合わせる
自分の役割、物語の舞台、今の場面を分け、保存版と進行指定を会話へ適用します。
このガイドの要点
- 人物像はユーザー側の設定、世界観は舞台やルールの設定です。CreateまたはStudioで作ります。
- 会話の設定から保存した人物像・舞台を選び、場面・目標・ペースを指定します。
- 保存版を選ぶため、編集しても既存会話の設定が自動で最新版になるわけではありません。
役割・舞台・場面を分ける#
同じキャラクターでも、誰として会い、どんな舞台で話すかによって会話の方向は変わります。Kyaluluではキャラクター、人物像(Persona)、世界観(World)を分けて管理します。人物像は会話でのあなたの役割、世界観は舞台の前提、場面は今起きている状況です。
| 設定 | 例 |
|---|---|
| キャラクター | 本を探すのが得意な図書館案内人リオ。 |
| 人物像 | 港町を訪れた旅人。本の修繕が得意。 |
| 世界観 | 海辺の街。灯台の隣に古い図書館がある。 |
| 場面 | 雨の夕方、二人で航海記録を探している。 |
毎回変わる出来事まで世界の恒久設定へ詰めず、舞台のルールと現在の状況を分けると再利用しやすくなります。話し相手の性格や挨拶はキャラクター側で整えます。固有名詞の補足にはLorebookも使えますが、世界観の選択とLoreの採用は別の設定です。
人物像と世界観を作り、会話で選ぶ#
- CreateまたはStudioの「ペルソナ・世界観」を開きます。
- 人物像に名前と役割、話し相手に知ってほしい特徴をまとめます。
- 世界観に舞台と基本ルールを設定して保存します。
- チャットの情報パネルにある「会話の設定」で人物像と舞台を選びます。
- 保存した版を確認し、その組み合わせで会話を進めます。
作成・編集はJSON入出力と不変の版履歴に対応します。既存会話は選択した版を維持するため、世界観を編集しても進行中の物語が勝手に最新版へ変わることはありません。更新を適用したい会話では、選択版を明示的に見直してください。ほかの編集が進んでいる場合は、競合を無視して古い内容を上書きせず、最新の保存内容を確認します。
設定文は短い前提から始め、「魔法は使えない」「登場人物は灯台の秘密をまだ知らない」のように境界を具体化すると確認しやすくなります。これは生成への指示であり、厳密なゲームルールの実行を保証するものではありません。
場面・目標・ペースを指定する#
チャットの「物語の進め方」では、場面、目指す展開、ペースを指定できます。たとえば次のように、今の状況と次にしたいことを分けて書きます。
場面:雨の夕方、図書館で古い航海記録を探している。
目指す展開:灯台に残された手掛かりについて相談する。
ペース:ゆっくり味わう。
「会話に反映」を選ぶと指定を会話へ適用します。ペースは「自然に」「ゆっくり味わう」「展開を進める」から選べます。「指定を解除」で進行指定を取り除けますが、既に保存された会話が巻き戻るわけではありません。
モデルが急に場面を変えるなら、目標を一つに絞り、達成までの小さな行動を言葉で示してみましょう。細かい設定を大量に増やす前に、短い会話で方向を確認する方が修正しやすくなります。人物像や物語の条件を変えて比較する場合は、使った保存版とモデルも記録しておくと結果を見直せます。
記憶の共有と物語の限界を意識する#
世界観を選んでも、必ずすべての設定が守られるわけではありません。長い会話では文脈の上限、Loreの採用条件、モデルの指示追従の差が影響します。公開資料ではCreatorと会話設定の操作確認は記録されていますが、長期の世界整合性や実ユーザーの継続利用の受け入れは残っています。
大切な設定は曖昧な文章のまま増やさず、何を守ってほしいかを短く点検し、矛盾が見つかったら設定と保存版を見直します。JSONを書き出すときは人物像の個人情報も確認してください。共有の注意点はプライバシーへ、ほかの手順は一覧へ進めます。
この記事の出典
公開GitHubの資料をもとに編集。リンクは確認時のコミットに固定しています。
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