キャラクターと話す
記憶を確認し、訂正する
初期オフの記憶機能を使い、共有範囲・確認待ち・検索と反映の限界を理解します。
このガイドの要点
- Memory Labは記憶を保存・検索・確認・訂正する機能で、初期設定はオフです。
- 記憶の共有範囲はキャラと人物像の保存版に関係します。キャラ未指定なら会話内で使います。
- すべての発言や約束を覚える保証はありません。確認待ちの提案と、重要な記憶は自分で確認します。
必要な会話だけで記憶を有効にする#
記憶は、好みや出来事を次の会話でも参照するための保存機能です。会話履歴や現在の場面とは別に扱います。初期状態はオフです。チャットの情報パネルで「覚えていること」を開き、「会話を覚える」をオンにすると、自動提案の保存と記憶の検索・注入を使います。
- 使っているキャラと人物像の保存版を確認します。
- 「会話を覚える」をオンにします。
- 記憶一覧で保存内容を確認し、必要なら「覚えてほしいことを追加」から手動で登録します。
- 不要な会話ではオフへ戻します。オフの間は自動で覚えず、検索した記憶も会話へ入れません。
記憶をオフにすることは、保存済みの記憶や会話履歴を削除することではありません。また、履歴に書かれている内容をモデルが参照する可能性は残ります。記憶機能の使用と履歴そのものの管理は分けて考えてください。データの扱いはプライバシーで説明しています。
どの会話で共有されるかを確認する#
通常の共有範囲はキャラIDと人物像の保存版の組み合わせです。同じ組み合わせの別会話では記憶を参照できます。キャラを指定しないフリートークは、そのセッション内だけの記憶になります。実験用の記憶は独立したスコープで扱います。
たとえば「リオ+旅人の人物像・版1」で保存した好みを、「リオ+同じ人物像・版2」が自動で引き継ぐとは限りません。人物像を改版した後に記憶が見えない場合は、まず選択版を確認しましょう。版をまたぐ移行は自動化されていません。
人物像・舞台・場面の違いは人物像と世界観で確認できます。キャラや人物像を編集したという理由だけで、進行中の会話が最新版へ切り替わることもありません。
短く登録し、誤りを直接訂正する#
登録できる種類は「好み・事実」「出来事・約束」「関係」です。一項目に多くの情報を詰めず、誰のことか、何が事実かを短く書くと確認しやすくなります。
| 種類 | 登録例 |
|---|---|
| 好み・事実 | 旅人は辛い食べ物が苦手。 |
| 出来事・約束 | 旅人とリオは次の休日に書庫を整理する約束をした。 |
| 関係 | 旅人とリオは本を一緒に探す友人。 |
誤りを見つけたら一覧の「訂正」で本文を直し、不要なら「忘れる」でその記憶を削除します。根拠の薄いモデル提案は「確認待ち・会話には未使用」として残り、未訂正のままでは注入されません。正しい内容に直すか削除するかを判断してください。
チャットで「それは違う」と返すだけでは保存項目が正しく直ったか判断できません。訂正後に一覧の本文を確認します。過去の会話文や書き出したバックアップまで消えるわけではないため、共有前にはそれらも確認しましょう。
保存・検索・反映を別々に見る#
「保存した」「検索候補になった」「プロンプトへ入った」「返事へ反映したと推定された」は別の段階です。ResearcherモードのMemory Inspectorでは、由来、時刻、版、候補、注入、推定量などを確認できます。保存があるのに思い出さない場合は、まず検索と注入を確認し、その後にモデルの返事を見ます。
公開実装の検索は文字bigramを使う方式で、意味の理解や矛盾の自動解消を保証するものではありません。返事への反映も文字一致などによる推定です。重要な約束は一覧を直接確認し、架空の内容が混ざっていないか見直してください。
この記事の出典
公開GitHubの資料をもとに編集。リンクは確認時のコミットに固定しています。
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